アトリエ内部

仕立て屋やアトリエについて話すとき、会話はサヴィル・ロウ、イタリア、またはフランスに移ることが多いのですが、ここスコットランドでも静かな専門知識が継承されています。

スコットランドは織物だけでなく、アウターウェアの裁断と仕立てにおいても世界的に有名です。これらの技術は、何世代にもわたる職人によって培われてきました。ジョンストンズ・オブ・エルギンでは、長年にわたりサヴィル・ロウで裁断されてきました。これはその品質の証であり、同じ技術がスコットランド国内でも受け継がれてきました。エルギンでは、その技術が職人たちの手によって受け継がれています。中にはサヴィル・ロウで修行した職人もいれば、スコットランド独自のアウターウェアの長い伝統によって培われた職人もいます。仕立て屋から裁断室、そしてエルギンのアトリエに至るまで、私たちは織物とそれを形に仕上げるという二つの伝統を守り続けています。

私たちは常に、アトリエを工場の自然な延長と捉えてきました。アトリエは、同じ職人技の伝統と忍耐強い熟練の技を受け継ぎ、細部への配慮と細心の注意を特徴とする工程を継承しています。工場が原料の繊維を布へと変えるように、アトリエは布を形へと変えるのです。洗練されながらも機能的な衣服は、スコットランドの伝統の深みと手仕事の痕跡を刻み込んでいます。

最後の縫製が終わると、私たちは検査のために他の場所に送ることはありません。その必要がないからです。繊維から完成品まで、すべての工程が一つの屋根の下で行われます。責任は即座に、そして互いに説明責任を果たします。

私たちのチームを「職人」と呼ぶ時、それは言葉の真髄である謙虚さ、そして自信に満ちています。何世代にもわたる技術は、見ること、行うこと、そして作ることによって受け継がれてきました。ジョンストンズにとって、職人技とは高尚な概念ではなく、謙虚さ、反復、そして技術に根ざした、生きたものです。エルギンに根ざし、より広いデザインの世界へと広がる、生きた職人文化です。